米国の医療ドラマを見て考えされられた…現場で人を救う医師の勇気
忘れられないアメリカの医療ドラマがあります。タイトルは忘れました。20年以上も前の救急医療の現場を扱った医療ドラマです。
大病院の救命救急センターで忙しく働く若い男性医師(おそらく上級の研修医、専攻医か?)のもとに妊娠中毒症を疑われた女性がもの静かな夫とともに訪れます。
医師は現場で全科の患者を任されているようです。患者はめまいや血圧上昇で来院したのですが、その後、落ち着いてきたので帰宅しようとしたとき、急変して意識がなくなりました。
男性医師は慌てて産婦人科の専門医の応援を要請しましたが、他の患者の処置中で対応してもらえません。しかたなく彼は帝王切開を敢行します。彼は帝王切開の執刀は初めてのようでした。しかも、救命センターの処置室での帝王切開には看護師もとまどってしまいます。
胎児を救うことはできました。しかし、母体は救えませんでした。部屋に残された彼は心臓が停止した母親を明け方まで心臓マッサージしていました。途中、女性の産婦人科医が部屋に入ってきて患者を診て言いました。


















