橋本環奈は「何をやっても橋本環奈」…主演ドラマ「トクメイ!」ではっきりした演技ベタ

公開日: 更新日:

 そのタレントや俳優が出演するだけで見込める視聴率を潜在視聴率といい、橋本環奈は8.5%(世帯)で女性のトップだ。ところが、主演のドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系)は5%台と低迷していて、“期待”を大きく裏切っている。

 橋本は経費削減の特命を受けて所轄署に派遣された本庁の警察官・一円(はじめまどか)役で、警視庁改革という設定も、経費を削ろうとしているうちに事件を解決してしまうというのも、コメディーとしては面白い。にもかかわらず、この苦戦はどうしてか。

「やっぱり、橋本の芝居がヘタということでしょうかねえ。目が大きくはっきりしたきれいな顔立ちなのですが、そのためどんな役をやっても同じイメージになってしまう。今回も、春ドラマの『王様に捧ぐ薬指』のウエディングプランナーが会計係になっただけ。驚いたり喜んだりの演技は目をパチクリするワンパターンだし、わざとらしいオーバーリアクションも相変わらずです。せりふも一本調子。ドラマの続きをもっと見たいという気になりにくいですよね」(シナリオライター)

■「何を演じてもキムタク」との共通項

 潜在視聴率より実際の視聴率が低いということは、「橋本環奈を楽しみに見てみたけれど、がっかりだった」ということだろうか。

 木村拓哉は「何を演じてもキムタク」なんて言われるが、橋本を「どんな役でも橋本環奈」と揶揄するドラマ関係者もいるらしい。

 目鼻立ちがはっきりしたタレントや役者は、CMやバラエティーでは見栄えがするが、ドラマではどのシーンも似てしまうので、飽きられるのも早い。橋本は「1000年に一人の逸材」なんてはやされる容姿が、ドラマではかえってマイナスになっているのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝