著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

赤楚衛二「舞いあがれ!」で大注目もパタッと姿を消したのは? 囁かれる「好青年」キャラの限界

公開日: 更新日:

■「ペントレ」「こっち向いてよ向井くん」の2作連続で微妙な数字

 赤楚の姿が“消えた”理由についてテレビ関係者は次のように解説する。

「赤楚にとって役者としての試金石は、朝ドラ終了後初めての主演となった『こっち──』でした。このドラマは平均視聴率こそ辛うじて5%は超えたのですが、関係者が注目したのは全10話中6話で出した4%台という低い数字。この1クール前に出演したTBS系『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』も、脚本に『恋はつづくよどこまでも』の金子ありさ氏、主演は山田裕貴を迎えたのに、平均視聴率は6%を少し超えただけで終わってしまいました。そこで制作現場で“戦犯”探しを巡ってちょっとした軋轢も生まれてしまったのです」

 出演した2作品が続けて低視聴率で終わってしまったことで、赤楚を「数字(視聴率)を持っていない役者」とみる制作サイドがキャスティングに消極的になっていると、この関係者は解説する。

「いくら好感度が高いからとはいえ、次々に仕事を詰め込み過ぎた感は否めませんよね。1年以上も連ドラに出続けていると、やはり飽きられてくるし、本人も煮詰まってくるのではないでしょうか。役柄も同じような“好青年”という設定ばかりでは、一時期『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊がそうだったように、『また赤楚君? もうお腹いっぱい』となるのも無理はないでしょう。しばらく露出を控えめにして、役柄も『こんな赤楚君見たことない』と思わせるようなキャスティングであれば、また違った状況になったのかもしれませんよね」(芸能プロダクション関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発