自民にまたまた醜聞!現役CAの“カスハラ告発手紙”を吉幾三に暴露された参院議員を直撃した

公開日: 更新日:

不自然な笑顔、小刻みに震える手

 吉さんの動画について聞くと、手紙の信憑性にこう疑問を呈した。

「手紙に〈枕は2つ〉と書いてますが、私はこの3年間、枕なんて頼んだことはないんですよ。基本的に飛行機の中で寝ませんので。(匿名のCAが)現職なのか、本当に本人なのか確認が必要じゃないですかね……」

 高圧的な発言については「してないです」と否定。ところが「発着の遅延の理由についてCAに何か言ったのでは」と聞くと、「遅延の理由が真実と違う場合、それは堂々とご指摘させていただかないといけない」と言い、こう続けた。

「実際に過去、機内で『管制の出発許可が下りていません』とアナウンスがあったのですが、外を見るとまだ荷物を積んでいる。それだと、出発許可を待つ前の段階で全く事実と違う。で、『何でこんなこと言ってんの? 違うじゃん』とは突っ込みますよね、当然。『あなたのアナウンスは違うよ』『こういうことはやっちゃダメだよ』ということは念を押しながら言いました」

 こうした突っ込みや念押しを過去に何度も繰り返したとも明かした。その言動がCAにとって高圧的に映った可能性がある。その点を問うと「僕は名古屋弁なんで。突っ込みが(CAに)どう聞こえるか分かりませんが、一般的な声量だったと認識しています」。「CAの受け止め方の問題か」と聞くと、「それはあると思う」と言い放った。最後まで、発言が不適切だとは認めなかった。

 議員バッジをつけた男に「あれはダメ」「これはダメ」と突っ込まれたCAが、どう感じるか想像もつかないのだろうか。日刊ゲンダイ記者の直撃に笑みを浮かべ、不自然なほど大げさな身ぶり手ぶりで説明した長谷川氏は、携帯電話を握りしめた左手が小刻みに震えていた。本当にカスハラの認識はなかったのか。まだ説明が尽くされたとは言い難い。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃