東京都知事選も笑いのネタに…社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」7月公演ルポ

公開日: 更新日:

 日本は都知事選に自民党総裁選で騒々しく、海外に目を向ければ米大統領選や英仏の総選挙などが話題で今はまさに世界的な政治の季節。ところが、それらをテレビがまともに伝えない異様な状態が続く。これまでそんな世相を30年以上も皮肉たっぷりに演じてきた社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」が今も大人気だ。

 観客を爆笑の渦に巻き込むお笑い時事ネタたっぷりの7月公演をリポートしてみた……。

 冒頭は小池百合子蓮舫石丸伸二の3人が登場した。「どんぐりころころ」の音楽が流れ「7月7日の都知事選。小池にハマってさあ大変。蓮舫出ただけ損をした。清水国明、なぜ出たの」で大爆笑。続いて登場したのは岸田総理で、「皆さまに謝罪をしなければいけない。冬公演から半年たちましたが、もう二度と会うことはないとお約束したのにまた会ってしまいました。本当に申し訳ない」で再び爆笑。出だしの掴みはOKだ。

 バイデン大統領、トランプ前大統領も登場。とくに観客が笑い転げたのはバイデン大統領。足元がおぼつかなく何度もコケては立ち上がり、「トランプが私に勝つなんて不可能ですよ。11月ですよ。それまで私が生きているかどうか」でまたドッカーン。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ