だからDeNAバウアーはメジャーで嫌われた…実力十分も「協調性の欠如」が致命的欠点に
普通なら厳罰必至である。
29日に登録抹消となったバウアー(34)。28日の巨人戦で6回途中5失点でKOされ、4勝7敗、防御率4.13。もっか4連敗と投球内容が良くないことも二軍落ちの理由だが、降板後の振る舞いも問題だった。
六回、満塁の場面でオコエに走者一掃の3点三塁打を打たれ、カッカしながらベンチに戻ると、大原チーフコーチに凄いけんまくで何やらまくしたてたのだ。
これには周囲の選手、コーチらも「何事か」と身構えていたが、試合後のバウアーは「個人的な内容」と話し、大原コーチも「言える内容でもないが、話して解決する問題」と多くを語らず。内容はどうあれ、試合中のベンチでコーチにまくしたてたバウアーの態度が「問題」であることは明らかだ。
バウアーがメジャーでプレーしたのは2021年のドジャース時代が最後。当時は性的暴行の疑いで複数の女性から訴えられていた。
そうした疑惑は23年オフに全て晴れたものの、それでも20年サイ・ヤング賞のバウアーと契約するメジャー球団は現れずじまいだ。ある代理人筋は「訴訟沙汰以前の問題です」と、こう言う。