スマイル社の調査で判明した性加害の「犯人」を放置…東山紀之社長はいつになったら動くのか

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 平本氏らが動いたのも5月、改めてこう言う。

「スマイル社の調査で判明している性加害の犯人が、無罪放免、放置されているのはどう考えてもおかしい。捜査されて当然ですし、被害者が何らかの形で報われる結果をもたらしてほしい。何より、このままでは再発防止になどなるわけがありませんから」

■「一個人ではなく、会社組織全体の問題」

 平本氏らが最高検察庁に向かう様子を独占取材し、自身のユーチューブチャンネルで配信した元テレビ朝日法務部長で、弁護士の西脇亨輔氏はこう言う。

「まず、わいせつ事犯は今は被害者しか訴えることのできない『親告罪』ではありません。被害者でなくても『告発』によって、法律上捜査を求めることができるのです。旧ジャニーズ事務所による性加害は依然として、多くの課題が残っていますが、この元スタッフ2人による性加害疑惑の真相究明も忘れてはならないと思います。複数の社員が加害に関わっていたなら、一個人ではなく、会社組織全体の問題ということになります」

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