松本潤の独立はNHK復帰ありきなのか…嵐で2人目 旧ジャニーズ事務所退所の波紋と憶測

公開日: 更新日:

 NHKの露骨なSTARTO ENTERTAINMEN社(以下S社=旧ジャニーズ事務所)離れが続いている。

 NHKの稲葉延雄会長は5月22日の定例会見で、現在、中止しているS社の所属タレントの今後の起用について、「被害者への補償や再発防止策が確実に実施されていることが確認されるまでは当面、新規の出演依頼は行わないという方針に変わりはない」と明言。

 S社は所属タレントの離脱が続いているが、今度は嵐の松本潤(40)が5月30日付で退所した。嵐メンバーでは昨年10月に独立した二宮和也(40)に続き、これで2人目。

 すでに嵐はグループとしては、株式会社嵐を設立し、S社とは「グループエージェント契約」を結んでいるが、松本は「MJC Inc.」という個人事務所を立ち上げ活動するという。芸能プロ関係者はこう話す。

「S社は引き留めようとしたようだが、かなわなかったようだ。松本主演の昨年の大河ドラマ『どうする家康』は視聴率的に成功とは言えませんでしたが、松本の頭の中には“主役に限らず、またNHKに出演したい”という明確な意思があったのでしょう。NHKは2026年度に放送される大河ドラマ『福翁伝』(仮題)に同じ嵐で、慶応大学出身の桜井翔を抜擢する予定だったが、例の性加害問題を受けて、はしごを外したといわれています。松潤はS社に在籍していたら、補償問題が完全に終了するまで、今後、NHKには出演できないと考えた末での決断でしょう」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」