小嶋陽菜およそ16億円でアパレル事業を売却…連続赤字の柴咲コウに欠ける“商才”の圧倒的な差

公開日: 更新日:

 芸能人が手がけるアパレルは、一度ブームに火がついても長続きしないことが多いと言われている。
 
「小嶋さんの場合、30代前後の女性が何を求めているのかを徹底的に調べた上で、自分ならではのエッセンスを取り入れた“マーケットイン”発想の商品が多い。一方の柴咲さんの場合、自然環境に配慮したという点は評価されますが、それだけでは消費者から支持されにくい。センスに自信があって、こだわりや思い込みが強い経営者がとかく陥りがちなのが、自らがいいと思う商品をリリースしてしまう点です。こうした“プロダクトアウト”発想の商品には、顧客視点が圧倒的に欠如している。いくら知名度があってもお客さんに欲しいと思わせられないと、成功はおぼつかないでしょう」(前出・ファッション誌編集者)
 
 少なくない女性芸能人が参入しているアパレル事業。それぞれの手腕が明暗を分けるという。

  ◇  ◇  ◇

 ついに決算公開までしなくなった柴咲コウのアパレル事業の苦境については、●関連記事【もっと読む】柴咲コウが経営するアパレル会社の決算公告を開示しないワケ 囁かれる7期連続赤字と事業失敗…に詳しい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動