著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

私だけが知る「アイドル三田寛子」の“真の姿”…それは約40年前のイベントでの出来事

公開日: 更新日:

 しっかりした口調の標準語で「すいません確認させていただきます。私が田尾さんにご挨拶をしてからこの質問をすればいいわけですね。わかりました」と15分ほどのコーナーの原稿用紙数枚の内容をキッチリおさらいされて「よろしくお願いいたします」とあらためて頭を下げられる姿を見ながら「人、変わってるやん! 三田寛子ちゃうやん!」と結構な衝撃を受けたことを今でもハッキリ覚えています。

 そして「笑っていいとも!」の三田さんのコーナー音楽が流れ舞台へ。田尾さんに近づくと「どうも~お久しぶりです~」といつものおっとり口調の“テレビで見る三田寛子”さんになっていました。

 近しいスタッフの方は当然ご存じだったでしょうが「アイドル三田寛子」の“真の姿”を私だけが知ったようでうれしくなりました。関西人にとって関西弁はなかなか抜けないし、関西弁のまま通す方もいる中で、仕事に関してはちゃんと標準語で話す。自分の求められているキャラクターへ瞬時に切り替えられるクレバーさとスマートさ。花火のようにすぐに消えてしまったアイドルとは違い、三田さんはドラマにも出演され、女優として活躍されていましたが、そんなクレバーさが演技にも反映され、数多くのオファーが続いたのだと思います。

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