「紀州のドン・ファン事件」裁判で須藤早貴被告に一審無罪 検察は控訴しても勝てないこれだけの理由

公開日: 更新日:

 検察側には“屈辱的”な判決だった。検察側は控訴したが、新たな決定的証拠を示せなければ、有罪を勝ち取るのは難しいと、私は見ている。

 1審無罪になった須藤だが、すぐ“シャバ”には出てこられない。野崎とは別の男から留学費用などと偽って現金約3000万円をだまし取った詐欺罪で、懲役3年6月の判決を受け確定しているからだ。刑期から未決勾留日数を差し引いても来年11月までは出られないといわれている。

 だが、晴れて無罪を勝ち取れば、13億円ともいわれる野崎の遺産の半分を受け取ることができるそうだ。

 須藤が生まれたのは北海道札幌市。高校時代までは地味で“陰キャ”だったそうだが、市内の専門学校に行きだしてから変身したという。キャバクラでアルバイトをし、ブランドものに身を包んでススキノを闊歩(かっぽ)していたそうだ。その後上京してからは、高級デートクラブに所属しデリヘルで働きながら、インスタに「セレブのような生活ぶり」をアップしていた。

 野崎と初めて会った時「モデルをしている」という彼女に、野崎は「会いに来てくれてありがとう」と、帯封付きの100万円を渡したそうだ。だが、須藤が法廷で明かしたところによると、「野崎は既に性的機能が衰えていて勃起しなかった」(文春)という。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」