「ホットスポット」次回でやっと新展開?「ブラッシュアップライフ」超えはバカリズムの“仕掛け”待ち

公開日: 更新日:

 ただ、「ホットスポット」が“第2の「ブラッシュアップライフ」”としてドラマ史上に名を残す作品となるのかと言えば、まだ疑問は残る。スポーツ紙芸能担当デスクはこう言う。

「『ブラッシュアップライフ』は“友人のために奮闘する”が感動ポイントとなり、視聴者の心をグッと掴んだ。対して『ホットスポット』はゆる~く見られて面白いですが、“壮大なコント”を見せられているような気分にもなる。中盤以降は、『ブラッシュアップライフ』のように、何らかの感動やカタルシスがプラスされる展開がないと、名作とまでは……」

 もっとも、前出のエリザベス松本氏は「前半で《壮大なコント》という声が出るであろうことは、バカリズムさんも最初から計算済みでしょう。脚本でいくつかの賞を受賞しているバカリズムさんのこと。折り返し地点あたりから、コントとは言わせない“仕掛け”が始まるかもしれません」と期待を込める。

 2日放送の第4話では最後に新キャラも姿を見せ、新展開を予感させていた。脚本家・バカリズムは最後までうまく視聴者をダマしてくれるか。

  ◇  ◇  ◇

 バカリズムの異才の原点を知りたい人は…《関連記事【もっと読む】バカリズム異才の原点…「芸人・脚本家・主演俳優・MC」すべてに“笑い”が通底する一貫性》を是非ご覧ください。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」