テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

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 またもやテレビ局の時代錯誤な体質が露呈した。テレビ朝日は19日、コンテンツ編成局第2制作部エグゼクティブディレクター(50)を降格処分にしたと発表。さらに同社員が担当していた「ナスD大冒険TV」の打ち切りも決定し、番組公式サイトは閉鎖され、関連SNSも削除された。

 該当社員の名前や詳細などは伏せられているものの、今回打ち切りとなった番組に名前が冠されているテレビ朝日を代表する名物社員"ナスD"こと友寄隆英氏であることが報じられている。

 ナスDは、テレビ朝日のバラエティー番組「いきなり!黄金伝説。」のディレクターを務め、1カ月1万円生活や無人島0円生活の企画でお笑いコンビ・よゐこにムチャをさせ、人気番組へと導いた立役者でもある。

 2017年から19年まで放送の旅バラエティー番組「陸海空 地球征服するなんて」(テレビ朝日系)ではゼネラルプロデューサーとして番組制作を統括する傍ら、自身もロケに赴き、現地の川魚を生で食し、川の水をそのまま飲むなど、破天荒なキャラで視聴者の人気者になった。

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