大人の斜視(3)治療は「手術」または「コンタクトや眼鏡」による矯正など
大人の斜視の治療は手術と、それ以外の治療の2つに分けられます。まず手術についてお話ししましょう。
以前、子どもの斜視の手術は全身麻酔であるとお伝えしました。これは、局所麻酔ではお子さんが術中に同じ姿勢を保てないため。一方、大人(中学生以上)の斜視手術は局所麻酔で行われます。しかし、手術の内容によっては大人でも全身麻酔で行われることもあります。
眼球には、目を動かすために必要な6本の筋肉「外眼筋」がついています。内斜視か外斜視かで方法は違いますが、簡単に説明すると手術ではこの外眼筋の付着部分を後ろへずらしたり、短くして縫い付けたりして眼球をまっすぐの位置に改善します。
手術時間の目安は1つの筋肉の処置で40分から1時間程度かかります。斜視の状態は人によって異なるものの、1~2つの筋肉を処置する手術内容が多いです。
入院するか日帰りかは、手術するクリニックによって変わります。日帰り手術であっても入院であっても、手術の前に斜視の状態を調べる検査日が必ずあります。日帰りの場合は、眼帯をして帰っていただくのですが、翌日には必ずクリニックを受診して経過をチェックする必要があります。その後、1週間後、2週間後、1カ月後の受診が必須です。


















