宝塚医療大学などを運営する学校法人が科研費を経営資金に流用の前代未聞! 求められる情報公開

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 兵庫県の宝塚医療大学などを運営する学校法人平成医療学園(大阪市北区)が、2025年に国から研究者個人に支給された科研費(科学研究費助成事業)など助成金5400万円を学園の経営資金に一時流用していた。宝塚医療大には保健医療学部(理学療法学科、柔道整復学科、鍼灸学科)、和歌山保健医療学部(リハビリテーション学科.看護学科)、観光学部などがあり、関西地区で比較的知られている大学だ。

 科研費とは、人文・社会科学から自然科学まで、さまざまな独創的・先駆的な研究を発展させることを目的とする研究助成費である。ピアレビュー(査読。研究の成果を似た研究分野の人が詳細に評価・検証する)による審査を経て助成する。研究者が応募し、国の審査で支給が決まれば、大学などその研究者の所属機関に支払われる。研究者は関連する経費の支出が生じると、大学側にその都度申請して必要額を受け取る仕組みになっている。  

 ところが、平成医療学園は25年8月、科研費を管理する口座から3000万円を引き出して学園職員の給与支払いにあて、9月中旬に同額を口座に戻した。11月下旬にも同様に2400万円を流用し、同年の12月中旬に戻していた。資金繰りが苦しかったとみられる。  

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