"中居ヅラ"は「10の真実よりも1の願望」か…被害者への誹謗中傷に走るSNS"エコーチェンバー現象"の罠
“中居ヅラ”に限らず、“過剰なアイドルファン”はあちこちに潜伏している。“推し”の男性アイドルを巡って、少しでも意に沿わない発言があると、著名人や一般人にかかわらず、対象者を攻撃する人たちがSNSには存在するからだ。
「他人の応援ばかりする人生が悪いとは言いません。何かに熱中できることは素晴らしい。しかし、『自分の推しは何をしても許す』『推しを賛辞する人は無条件でいい人』『推しを批判する人は無条件で悪い人』という考え方のアイドルファンは、非常に危険です。なぜなら、完璧に見える人でも、時に過ちを犯しますから」(同)
“推し”に関して、SNS上で毎日のように賛辞を投稿するファンも見受けられる。その人たちには、別の心理も働いているという。
「自分の賛辞は、“推し”に絶対プラスになると信じて疑わない。『私の宣伝は“推し”に貢献している』とすら思っている。そして、“推し”が問題のある行為や発言をしても、無理矢理な擁護に走る。すると、同じアイドルのファンからも疑問を持たれるし、普通の人はその界隈に関わりたくないと考える。ただ、そういう声を出すと、賛辞しか許さない人たちは攻撃に走る。そのため、周りは沈黙を保つ。つまり、“推し”に心酔しきっている人には、自分に都合のいい情報しか届かない。SNS社会の闇と言える“エコーチェンバー現象”です。これが中居ヅラの結束を生み、誹謗中傷を加速させている面もある」(同)