石橋静河の演技力を磨いた“親の十四光”への反発心…26年度後期NHK朝ドラ「ブラッサム」ヒロイン
ところがやはり血筋なのか、石橋の業界の評判はすこぶる高い。その理由は卓越した演技力にあるという。
「あの大きな目も魅力的です。彼女の目力は芸能界でも一、二を争うほど。ダンスをやっていたため体幹がしっかりしていて立ち姿が美しい」(前出の芸能プロ関係者)
さらにはこんな話もある。
「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、静御前役を演じ、日本舞踊を見よう見まねで習得し本番ではアドリブまで入れて舞を披露し、監修者も驚愕していた。また、大河収録時には主演の小栗旬や山本耕史など共演者がよく石橋静河の収録を見学に来ていた。絶対にNGを出さないことからスタッフ間で“静河伝説”と評判になっていたんです」(NHK制作関係者)
そもそもNHKと石橋の関係は2018年にさかのぼる。当時、NHK福岡放送局制作の地域発ドラマ「You May Dream」でヒロインを演じたことがきっかけだった。
「当時のスタッフが静河の演技力を評価しています。野田の舞台を見て声を掛けたそうです。そのスタッフからの推薦で同年度前期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で朝ドラにも初出演。こうしたNHKのドラマ人脈が『鎌倉殿の13人』や星新一短編ドラマ『見失った表情』にも繋がるわけです」(前出の芸能プロ関係者)