やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

公開日: 更新日:

 3月31日にスタートしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」が早くも話題だ。「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさん(2013年没、享年94)と妻・小松暢さんをモデルにしたドラマで、主人公の朝田のぶ役を今田美桜(28)、柳井崇役を北村匠海(27)が演じる。

 ビデオリサーチによると、初回の平均世帯視聴率(関東地区)は15.4%と、橋本環奈(26)主演の前作「おむすび」の同16.8%を下回ったが、「あんぱん」への期待は数字以上に高い。

「ドラマ自体はフィクションですが、アンパンマンは今や世界的な人気コンテンツなだけに、夫婦のストーリーは非常に関心が高い。妻の武良布枝さんと漫画家の水木しげるさんをモデルにした2010年の朝ドラ『ゲゲゲの女房』同様、妻が主役の点も注目です」(芸能ライター)

「あんぱん」の放送開始で頻繁にネット検索されているのが、やなせさんが生涯で築いた遺産について。1919年生まれのやなせさんは戦後、漫画家やグラフィックデザイナー、舞台美術制作などの仕事に携わるが、アンパンマンというキャラクターが誕生したのはやなせさんが50歳になる69年のこと。アンパンマンが国民的人気を獲得するのは日本テレビ系でアニメが放送された88年以降で、やなせさんはすでに70歳手前だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…