炎天の弔辞で高橋克典が読み上げた「芸能界のドン」秘話…ケイダッシュ川村会長告別式

公開日: 更新日:

「契約書がどうのとか、一切なく、『俺がやるから』の一言で所属が決まるなんて、今では到底考えられない。ギャラも、どんぶり勘定とまではいかないまでも、それに近いような話しぶりで、当時のことを思い出しました。懐かしがっている列席者たちも誰もが年を重ねていて、気が付けば昔の話になっている。(川村)会長のような、いわゆる剛腕プロモーターが業界を牽引してきた時代は過去になりつつあるのでしょうね」

 出棺の際、川村氏が応援していたアントニオ猪木さんのテーマ曲「イノキボンバイエ」が流れ、高橋克典らのかついだ棺が霊柩車に乗って護国寺を後にするとき、クラクションが高らかに、夏空へと響き渡った。

  ◇  ◇  ◇

 川村龍夫氏の死去によって芸能界の勢力図はどう変わっていくのか。関連記事【もっと読む】“芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ…では、今後予想される“地殻変動”について予想している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が