炎天の弔辞で高橋克典が読み上げた「芸能界のドン」秘話…ケイダッシュ川村会長告別式
「契約書がどうのとか、一切なく、『俺がやるから』の一言で所属が決まるなんて、今では到底考えられない。ギャラも、どんぶり勘定とまではいかないまでも、それに近いような話しぶりで、当時のことを思い出しました。懐かしがっている列席者たちも誰もが年を重ねていて、気が付けば昔の話になっている。(川村)会長のような、いわゆる剛腕プロモーターが業界を牽引してきた時代は過去になりつつあるのでしょうね」
出棺の際、川村氏が応援していたアントニオ猪木さんのテーマ曲「イノキボンバイエ」が流れ、高橋克典らのかついだ棺が霊柩車に乗って護国寺を後にするとき、クラクションが高らかに、夏空へと響き渡った。
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川村龍夫氏の死去によって芸能界の勢力図はどう変わっていくのか。関連記事【もっと読む】“芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ…では、今後予想される“地殻変動”について予想している。