著者のコラム一覧
有田芳生衆議院議員

1952年2月生まれ。立命館大卒。出版社勤務を経てフリージャーナリストに。霊感商法、統一教会批判、オウム事件報道で名を馳せる。2010年の参院選で民主党から比例候補で出馬し初当選。24年の衆院選では東京24区から自民党の萩生田光一に挑んだが惜敗、比例復活した。「歌屋 都はるみ」(講談社)、「私の家は山の向こう テレサ・テン十年目の真実」(文芸春秋)、「誰も書かなかった統一教会」(集英社新書)など著書多数。

(49)パスポートはインドネシア政府が発行した本物だった

公開日: 更新日:
テレサと父(有田芳生氏提供)

「パスポート事件」をきっかけに、テレサ・テンは台湾と中国の政争に期せずして巻き込まれていく。とはいえ、アメリカに向かった“24歳”の彼女には、そうした国の事情や政治的思惑など知るよしもなかった。彼女は1977年5月ごろ、友人に海外に出る手続きが煩雑だとボヤいたことがある。そこにある財閥の女性ファンが同席していた。息子がインドネシア政府で大臣をしているので「何とかしましょう」と言ってくれた。テレサはそれから半年後の11月にシンガポールで別の知人からパスポートを受け取り、謝礼として2万香港ドル(約80万円)を渡した。これが空港で問題になったインドネシア製のパスポートだった。 

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【連載】テレサ・テン没後30年 極秘取材メモを解く

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