著者のコラム一覧
有田芳生衆議院議員

1952年2月生まれ。立命館大卒。出版社勤務を経てフリージャーナリストに。霊感商法、統一教会批判、オウム事件報道で名を馳せる。2010年の参院選で民主党から比例候補で出馬し初当選。24年の衆院選では東京24区から自民党の萩生田光一に挑んだが惜敗、比例復活した。「歌屋 都はるみ」(講談社)、「私の家は山の向こう テレサ・テン十年目の真実」(文芸春秋)、「誰も書かなかった統一教会」(集英社新書)など著書多数。

(1)「あなたの人生を書きたい」と伝えると、テレサは「中国と闘う」と宣言した

公開日: 更新日:

 テレサ・テン(鄧麗君)がタイのチェンマイで亡くなったのは1995年5月8日だ。日本では地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の麻原彰晃が逮捕される8日前のことである。私は麹町の日本テレビから赤坂にあるTBS(東京放送)に向かっていた。その車中でテレサが亡くなったという知人からの知らせを聞いた。「本当なのか?」と半信半疑だった。しかし「遺体の映像も放映されている」と知人は言う。テレサは1953年1月29日生まれの42歳。それまでも何度か「死亡説」が世界を駆け巡ったことがある。父親の鄧枢が1990年に脳溢血で亡くなった時も、テレサは葬儀に姿を見せず、臆測が広がった。「死亡説」まで報道された。

 しかし、実際は香港からパリに移住したテレサは腎臓病で入院していた。重い風邪も重なり、葬儀に行くのを断念したのだ。

 だからこそ、この訃報もにわかには信じられなかったのである。

 私は1994年10月24日に仙台で収録されたNHKの「歌謡チャリティーコンサート」の収録にテレサが出演した時、楽屋で「あなたの人生を本に書きたい」と伝えていた。体調が悪いことは見た目にも明らかだったが、彼女は「光栄です」と言うと、意外な言葉を続けた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    堺雅人「VIVANT」20%超えも視野に! “チンギス祭り”の女性フィーバーが第3シーズン待望論を後押し

  2. 2

    ゴジラ松井巨人の独壇場に待った! ライバル2球団が水面下で進める「本気の補強」…FA市場で争奪戦勃発へ

  3. 3

    金融資産1400億円の承認欲求モンスター…号泣会見GMO熊谷正寿社長「命の砂時計」のムダ嫌う公私混同

  4. 4

    党利党略で総務省通知ガン無視…維新吉村代表の「大阪都構想」同日選固執は“反社組織”的な法律軽視

  5. 5

    地獄のPL学園生活で桑田真澄さんは「天使」だったけど…巨人で一度だけ「怖い」と思ったことがある

  1. 6

    「不同意性交で被害届提出」と報じられたMatt 目撃されていた新宿二丁目での行状

  2. 7

    故・伊良部秀輝は「らしい理由」でPL学園の誘いを断った…僕との出会いは小学5年生

  3. 8

    沢田研二が運転免許返納のウラ…元マネが語ったステージでの“異変”と、80歳現役宣言への長い道のり

  4. 9

    (8)松井監督が語っていた「若手育成」への熱情 《なぜ巨人は弱体化?》に返した痛烈な答え

  5. 10

    芦田愛菜「マルモのおきて」以来のヒット作「南田南弁護士」でついに“覚醒” の舞台裏

おすすめ求人情報

ネットショップのコールセンター/未経験歓迎/給料前払いあり/11月開始/在宅あり
株式会社ベルシステム24 沖縄県 北谷町 アルバイト・パート / 契約社員
時給1,200円~1,300円
Sponsored by 求人ボックス