萩本欽一〈32〉慣れないテレビ界で孤立した経験…「だから後に『エキストラだけは入れないで』って」
増田「そうなんですか」
萩本「そうですよ。テレビ局って、どうしてもスポンサーの問題があるんですよ。大きな名前の人を入れないとテレビって成り立たないんですよ。スポンサーがつかない」
増田「はい」
萩本「だから、なるべくいまはやりの女優さんを入れたがるんです。でも私はそんなこと当時は知らなかった。番組が始まってからわかったんですよ」
増田「そのスポンサーと番組と出演者の有名無名の関係が」
萩本「はい。そうです」
(つづく=火・木曜公開)
▽はぎもと・きんいち 1941年、東京都生まれ。高校卒業後、浅草での修行を経て、66年にコント55号を結成。故・坂上二郎さんとのコンビで一世を風靡した。その後、タレント、司会者としてテレビ界を席巻し、80年代には週3本の冠番組の視聴率がすべて30%を超え、「視聴率100%男」の異名をとった。社会人野球「茨城ゴールデンゴールズ」の初代監督、2015年には73歳で駒澤大学仏教学部に入学するなど挑戦を続け、25年10月にスタートしたBS日テレ「9階のハギモトさん!」は今年4月からSEASON3に突入した。


















