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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

街歩き食べ歩きばかりの売れっ子芸人ばかり…漫才師はネタを見せてナンボじゃないの?

公開日: 更新日:

漫才ブームを作ったフジテレビに見る影なし

 各局が食べ歩きに起用したいのもわかるが、それでもやっぱりネタが見たい。新作でなくてもいいから本業でネタをやる彼らを見たい。と思ったのは先週土曜に放送されたフジテレビ「ENGEI8 笑いの夏祭り」を見たからだ。

 次世代のスター芸人を発掘するお笑いコンテスト「ツギクル芸人グランプリ2026」「爆笑レッドカーペット」「ENGEIグランドスラム」というフジテレビが誇る3本のお笑い番組を7時間超一挙生放送するもので、お笑い好きとしては楽しみにしていたが……。

 サンドは出演してはいたが、「かのサンド」でやる狩野英孝とのコントをそのままもってきたようなグダグダコントでお茶を濁していたし、華大もタカトシ、かまいたちも出演していない。

 これはフジの問題だと思うが、サンドのコント以上に全体の進行がグダグダでテンポも悪く、改めてフジには生放送を仕切れる人材がいないのではと思った。

 かつて漫才ブームを築いた局がこの体たらくでは、お笑いの火が消えかねない。街歩きもうまそうに食べる姿もいい。それでも芸人たちが一番輝く場所はやはり舞台。フジにはお笑いが似合う。本格的なネタ番組をレギュラーでやって欲しい。

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