小池栄子「さよならノワール」最終回目前でようやく評価上昇の無念…低視聴率でも“爆死”と言わせないワケ
視聴率では下位でも、レビューサイトFilmarksでの評価は5点満点で3.3(9月14日現在)と中位。《苦手》という声に混じって、《毎回泣かされる》という意見も複数あって、中には《岡山天音の演技がメロく、第9話は神回》といった書き込みも。
「そうなんですよね。井上由美子さんの脚本らしい、人物の背景の掘り下げと、それに的確に答える演者さんに毎回感心しています。第9話の岡山さんにもグッときましたが、小池さんのバディーとなる北香那さんもすごい。一部では《あのキャラが苦手でリタイアする》なんて書き込みもありますが、あの独特な役を目や口元や手の微妙な動きで表現しています。嫌われるのも、“優秀なんだけど空気が読めない系知識優先型”の人の解像度がそれだけ高いということ」(前出の亀井氏)
被害者に寄り添うベースの話とは別に、初回から漂わせてきた黒木(小池)の失踪した上司、山崎係長(渡部篤郎)が実体を現したのがラス前の第10話。
「通常なら“ラスボス”になりそうな存在が、主人公の前に現れていきなり銃弾に倒れ、残りあと1話。この展開はこれまでの“被害者支援”とどうつながっていくのか。その完結のさせ方は、『T乾』以上に興味深いです」(亀井氏)


















