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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

相方の固く閉ざされた心を解放した…スリムクラブ真栄田の個性を生かすネタ作り

公開日: 更新日:

「内間のお母さんね、内間が通っていない小学校のPTA会長だったんです」
(真栄田賢/フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」9月5日放送)

  ◇  ◇  ◇

 スリムクラブといえば、「洞穴からしゃべっているような」ハスキーボイスの真栄田賢(50)が“奇人”のような言動をするのに対し、相方の内間政成(50)がただただ呆然と立ち尽くす、間をたっぷり使ったネタで人気のコンビだ。どちらも独特のキャラクターであるが、実は内間の母親がさらに「ぶっ飛んでいる」と明かした真栄田の告白が今週の言葉だ。

 内間は地元・沖縄に住んでいた頃は、無表情で何を考えているかわからない青年だった。それは内間に対する愛情が強すぎるがゆえに厳格だった母親に起因していた。内間が「野球やりたい」と言えば「危ないからダメだ」、「将棋やりたい」「おじさんがやるからダメだ」とことごとく否定された。自分が感情を出した瞬間に嫌なことが起こってしまう。いつしか、内間は心を閉ざし、感情を表に出さない人間になった。

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