• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

賑やかに行われた水の江滝子の「生前葬」

<1993年2月>

「一度でいいからターキーを抱きたかった」
 水の江滝子の遺影の前でこう弔辞を述べたのは俳優の西村晃。その横で籐椅子に座った水の江本人が爆笑している。

 2月19日、都内ホテルに500人が集まり、翌日78歳の誕生日を迎える水の江の生前葬が開かれていた。“故人”となった水の江は冒頭、「自分の遺影や花で飾られた祭壇を生きているうちに見られるのはとても幸せ」と挨拶。前代未聞の葬式がスタートした。

 前年、亡くなったいずみたくと中村八大の追悼コンサートに出席したのがきっかけだった。そのプロデュースをした永六輔に「生きているうちにこうしたことをやりたい」と相談すると「じゃあ、生前葬でもやりますか」という話になり、トントン拍子に進んでいった。

 それまでにも、生前葬の例がなかったわけではない。有名なのは60年に開かれた児玉誉士夫の生前葬。2人目の妻・安都子さんを交通事故で亡くした際、自らの葬儀も一緒に行うことにした。約2時間、裃(かみしも)を着けた児玉は微動だにせず、会葬は厳かに進められた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もし破局したら…“恋愛露出狂”剛力&前澤社長の未来予想図

  2. 2

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  3. 3

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  4. 4

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  5. 5

    ガッツポーズ禁止と熱中症“美談化”…球児を潰すご都合主義

  6. 6

    剛力彩芽へ助言…私生活をSNSにアップする女優は伸びない

  7. 7

    カネと欲望がうごめく甲子園 ネット裏“怪情報”<上>

  8. 8

    まるで炎上商法 “超人ショー”と化した24時間TVの存在価値

  9. 9

    安倍首相が異例の神社参拝3連発 総裁選に不安で“神頼み”

  10. 10

    剛力は助言無視で再炎上…救えるのはバナナマン日村だけか

もっと見る