香川照之“性加害”ひろゆき発言が物議 高級クラブでのキスやおさわりはセーフ? 弁護士が見解

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■店で日常的に行われていたかがポイント

「これには風営法だけでなく、刑法の問題も残ります。例えば、店で日常的に手を握る、膝を触るなどのスキンシップが容認されていた場合、客に手を触られて精神的苦痛を受けたと訴えても通らないと思いますが、普段、客がホステスの胸を触るなどの行為を店が禁じているのに、同意もなしにそれをされれば、ホステスの方の言い分が通るといっていいでしょう。こうした接待の中身は店側のスタンス次第で、行為によっては黒にも白にもグレーにもなる非常に微妙なものだと思います」(神戸弁護士)

 香川から性的被害を受けたとされるホステスは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。香川の行為を止めなかったクラブのママを相手に、20年に損害賠償請求訴訟を起こし、その後、訴訟は取り下げられている。

ひろゆきさんは決して「キャバ嬢には何をしてもいい」と言っているわけではなく、「現実にそういうヤバい客がいる以上、お金のために仕方なくやっている人がいるなら生活保護がありますよ」と、いつもの主張を繰り返しているだけだと解釈した》

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