板東英二さんは気さくな人柄だった 甲子園延長18回について質問すると…
20年近く前のことです。テレビ東京の番組収録で板東英二さんにお会いする機会があり、思わず尋ねてみました。
「ムラツバキさんに、あれから会うことがありますか?」
球史に残る、板東VS村椿の延長十八回の投げ合いは、私が生まれた1958年、夏の甲子園の準々決勝でしたが、記録映像で知っていました。彼らは私にとって歴史上の人物でした。
「はじめは、何やあんなタマ、カンタンに打てるわ、とかみんなで言うてたんですけど、照明が点灯してもぜんぜん打たれへん。練習でもあんなスローボール打ったことなかったんですよぉ」
板東さんは初対面の私に無邪気にお話しくださいました。それまで関西のテレビ番組で自虐的ギャグをたくさん披露されて活躍されていたので、ついつい突っ込んで質問してしまったのです。私が医者だということで失礼を許していただいたのでしょうか。うれしい体験でした。
それから10年ほどして、たまたま偶然、ある機会に村椿輝雄さんにもお会いすることがありました。身震いするような体験でした。思ったより上背のある大きな方でした。


















