鈴原りこは三足のわらじ「介護士は週4、コンカフェ週3で休みはありません!」

公開日: 更新日:

 グラドルの鈴原りこ(30)がファースト写真集「やわらかく、あたたかい。」(講談社)を1日に発売、4日、都内で発売記念イベントが行われた。DVDを4年間に10本発売するほどの人気にもかかわらず、介護士として現在も勤務。「お休みはゼロ。何もしないで家にいることができない」という彼女を直撃した。

 ◇   ◇   ◇

 ──ヌードに躊躇はなかった?

「DVDは10枚発売させていただきましたが、演技なので、素の自分を出せる写真集は挑戦してみたかったんです。20歳過ぎて地下アイドルでデビューして、26歳からソロ活動になり、30歳目前で、伸び悩んでいたので、注目度を上げるためにも、ここで何かやらなきゃと思いまして。ヌードを撮ったらセクシー女優さんの世界に行くかな、と心配もしましたが、出来上がった作品を見たら、いつもの自分で、満足しています」

「とにかく仕事してます(笑)」

 ──副業介護士としてのキャリアは12年。グラビア活動のほかコンセプトカフェの店長もしている。

「高校卒業してから介護士としてデイサービスや老人ホームに勤めていて、今勤務している老人ホームは4年目。コンセプトカフェ勤めも3年目、店長としては2年になります」

 ──スケジュールはどう調整?

「介護士は週4、コンカフェが週3で休みはありませんね。芸能のお仕事が入ったときは時間調整したり、お休みをいただきます。時間があれば配信をしたり、とにかく仕事してます(笑)」

 ──なぜ副業を?

「3つの仕事があることでバランスをとっているところがありますね。介護の仕事はお別れもありますが、ご家族が『あなたがいてくれてよかった』と言ってくれるので、悲しみよりもやりがいが大きいし、私のライフワークです。もし芸能のお仕事で忙しくなったとしても、何かしら関わる方法を考えます」

 ──三足のわらじで貯めたお金の使い道は?

「いつ死ぬかわからないから今使うことにしていて、やりたいことに惜しみなく使います。今は、スキンケアコスメと推し活に使ってるかな。K-POPのASTROという男性アイドルグループのファンで。そのうちお仕事で会えたらいいんですけど(笑)」

 ──今後のビジョンは。

石原さとみさんのような、自分でプロデュースできる女優さんになりたいです。いつも笑顔でいれば周りも明るくなるし、悲しい時ほど笑います。とりあえず笑っていれば道が開けると思うので、みなさんも私の笑顔で“やわらかく、あったかい”気持ちになって、癒やされたり、夢をかなえていただけたらと思います」 

(聞き手=岩渕景子/日刊ゲンダイ)

メッセージ&サイン入り写真集を1人に

 直筆メッセージ入り写真集を1人に。希望者は、はがきに①好きなタレント、嫌いなタレントとその理由②氏名③住所④電話番号⑤年齢⑥職業を明記の上、〒104-8007 日刊ゲンダイ芸能編集部「鈴原りこプレゼント」係まで(9月20日必着)。賞品の発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”