黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり
ほとんど“ポンコツ”扱いである。高支持率を維持する高市内閣だが、黄川田仁志地方創生相(55)のグダグダ答弁が炎上している。
11日の衆院予算委員会で、政府が物価高対策として打ち出した「重点支援地方交付金」について、野党議員が追及。政府は地方交付金の拡充として補正予算案に2兆円を計上し、うち、食料品価格上昇に対応する特別枠4000億円を確保した。おこめ券などを通じて国民1人当たり3000円相当を利用できるよう措置するのだが、非効率なため実務を担う自治体からは悪評が続出。
そうした点を踏まえ、立憲民主党の井坂信彦議員は「特別枠で水道料金の減免をやっていいのか」などと聞いた。
すると、黄川田大臣は資料に目を落とし、「えー」「あー」を連発させ「水道料金の引き下げなどに使いたい自治体があれば、政府において相談に応じて柔軟に対応したい」と答弁。使えるのか否か不明なため、井坂氏がさらに追及したが「柔軟に対応する」などと、要領を得ない答弁に終始。
ハッキリしない態度に議員席からは「ダメでしょ!」「明確に答えて!」などとヤジが噴出。すると、こらえ切れなくなったのか、高市首相が挙手し「いま『柔軟に対応する』と大臣が答えたということは『使える』ということでございます」と答弁し、何とか場を収めた。
ところが、これで終わらなかった。井坂氏は、使用期限つきのおこめ券よりも現金給付にした方がいいのではないか、と質問。すると、黄川田大臣は急に笑みを浮かべ「使用期限が設けられていない現金でございますけど」と意味不明なことを言い「地域の事情に応じて適切に判断していただければ」と答弁。さすがに、井坂氏から「ニヤニヤしながら答弁する内容じゃない」といさめられたのだった。
「黄川田さんは9、10日の予算委でも追及され、やっぱりかみ合わない答弁を連発。急に笑みを浮かべたのは前日と前々日に同じ追及を受け、バツが悪くなったのかもしれません」(野党関係者)


















