著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

心霊スポットとして注目されることも…いずれ日本は「廃院」の山となってしまう

公開日: 更新日:

 多くの病院が赤字だといわれています。リニア新幹線が開通するころには、かつて病院だった建物の廃虚が日本中にあふれていることでしょう。

 もうすぐ若い人たちが強制的に供出させられている社会保険料が引き下げられるようですから、病院の収入はいやおうなしに目減りし、病院の倒産が激増することでしょう。

 今、病院ではリスクの高い治療を行って肺炎などの合併症が起こると保険診療と認められず「持ち出し」になってしまうことから、昨今の医者はいろいろと理由をつけて重症患者や救急患者、難しい手術に手を出しません。感謝もされませんから。かつての勇気と報身で支えられてきた医療はもう望めないのです。そして病院は廃虚となるのです。

 それにしても、かつて活況を呈した建物が廃虚になった状態というのはなんとも風情を感じてしまいます。例えば廃城跡も日本各地に点在していますが、戦国、江戸時代の往時を想像してしまいます。なんとも多くの人々の運命の瞬間が刻まれた空間だからでしょう。私のお勧めは滋賀県の安土城と奈良県の高取城です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン