著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

女性を敵に回した渡部建の食リポは受入れられるのか? 東京でのテレビ復帰に執念を燃やすが…

公開日: 更新日:

 アンジャッシュ渡部建が21日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」で4年ぶりに地上波生出演を果たした。長い月日を経ての復帰だが、メディアの扱いはさほど大きくなく、一過性の話題で終わった感もある。それだけで今の渡部のタレントとしての価値が透けて見える。渡部が抜けていた4年間、穴を埋めるタレントはいくらでもいた。

「渡部がいなくて困った」という声も聞かれない。逆に渡部を起用すれば、寝た子を起こすように不倫報道を思い出すことになる。

 4年前に不倫を報じた「文春」を改めて読み返すと、週2回ほど関係を持っていた不倫相手の女性の告発が書かれていた。「商業施設に呼び出し、多目的トイレで事を済ませる。“私を性のはけ口ぐらいにしか思っていなかった”」とまで言い切っていた。この関係を「不倫」と呼ぶのだろうかと思うほどの所業。

「5時に――」の出演者は「これでみそぎは済んだ」と渡部をフォローしたが、みそぎは済んでも、世間が渡部へ向ける目はそう変わらないと思う。特に女性は「そんな男をテレビで見たくない」という気持ちは今も変わらないという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い