ジャンポケ斉藤慎二 書類送検で「メンバー」呼ばわりに識者が疑問呈す…ピン芸人なら何と報じる?

公開日: 更新日:

 表記の全体的な傾向としては、テレビ局のニュースサイトに掲載されている記事では「斉藤慎二メンバー」「斉藤メンバー」という表記が目立ったのに対し、スポーツ紙のニュースサイトの記事では「斉藤慎二」「斉藤」といった呼称をつけず「呼び捨て」による表記が目立つなど、対応が割れている。

 この状況について影山氏は、「報道で使われる『容疑者』という言い方は、法律上の『被疑者』に100%重なるものではなく、そこから報道の際にブレが生じてしまうのではないか」としながらも、「メンバー」呼ばわりに対しては苦言を呈す。

「そもそも、刑事上の疑いをかけられている人を『メンバー』と呼ぶのは日本語としておかしいです。メディアたるもの、常に正しい日本語で情報発信を行うべきですから、これはメディアの沽券に関わる誤用と言えるでしょう。さらに言うなら、斉藤はトリオですが、ピン芸人が訴追された際には何と呼ぶのでしょうか? 『さん付け』はやはり違和感が拭えませんから、現状、書類送検のみで逮捕状が執行されていない段階では呼び捨てが落としどころではないでしょうか」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学