腎臓病(3)腎機能を低下させない運動…たったひとつのポイント

公開日: 更新日:

「年を取る」こと自体が腎臓を悪くする要因--と言うのは、腎臓リハビリテーションの第一人者である上月正博医師(東北大学名誉教授・山形県立保健医療大学理事長・学長)だ。加齢だけでも誰の腎臓も少しずつ弱っていく。実際、慢性腎臓病は高齢者ほど多く、75歳以上で3人に1人が発症するといわれる。今日からできる腎機能を低下させない方法は?

  ◇  ◇  ◇

「ぜひ今日から始めていただきたいのが、運動です」

 上月医師は、こう断言する。「運動は腎臓病にはNG」が長らく常識だった。運動は腎臓に負担をかけ症状を悪化させると考えられており、医師は腎臓病患者に「安静第一」と言うのが常だったのだ。上月医師らは2001年、“腎臓病の常識”を覆す論文を発表した。

「適切な運動が腎臓を守る効果があることを動物実験によって証明したのです。その後、ヒトを対象にした臨床試験でも、適切な運動が腎機能の低下を防ぎ、体力向上や生活の質(QOL)を改善することが明らかになりました」(上月医師=以下同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もやは地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです