左足首故障の安青錦が夏巡業に強行出場の切実事情 ケガを悪化させたら元も子もないが…
ケガを抱えているから休む……とは簡単には決められないのが大相撲だ。
2日から始まった夏巡業に、初日から参加している安青錦(22)。7月場所は12勝3敗で自身3度目の優勝を果たし、目標だった大関復帰も叶えた。
しかし、3月場所から5月場所にかけて負傷した左足首は完治には遠く、7月場所もケガの影響で苦戦。千秋楽の本割では左足から土俵下に落下し、苦悶の表情を浮かべていた。その上、優勝決定戦で2番、15日計17番も相撲を取った。
誰もが「夏巡業は無理だ」と見る中、一夜明け会見で「もちろん、最初から参加します」と明言。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)も、「治療も大事だけど、(巡業に)出なきゃ気持ちも落ちる」と話していた。
日本各地を回る巡業は相撲の普及を目的としており、公益法人としての相撲協会にとって重要な興行。かといって、無理を押して出場し、ケガを悪化させたら元も子もない。
角界OBは「安治川親方が言った『気持ち』も力士にとっては重要です」と、こう続ける。


















