東筑・山下監督「環境や勉強を言い訳に絶対したくないよねって、部員には日頃から言っています」
山下聖士監督(東筑/福岡/45歳)
あさって6日に神村学園(鹿児島)と対戦する東筑は、9年ぶりに甲子園に出場する福岡県有数の県立進学校。毎年、東大と京大に複数の合格者を出している。昨秋から母校を率いて就任1年目の山下監督は数学教諭。限られた練習時間と環境の中で、いかにして激戦区の福岡を勝ち抜いたのか。文武両道の実情や選手育成、強豪に挑む心境を聞いた。
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──福岡私立3強の牙城を崩して甲子園を決めました。
「やはり、強豪私学に対してどう戦うかという意識は常にチームで共有しています。今春の県大会決勝でも飯塚高校さんに敗れて悔しい思いをしているので、そこが原動力にもなっていました。これまで甲子園に出場した時は、絶対的なエース一人に頼る形でした。ただ、今回は継投で勝ち上がることができた。公立校でも投手を分業し、リレーで甲子園に届いたことは、大きな成果だと思います」
──東筑にとって甲子園は「夢」と「現実的な目標」のどちらでしたか。
「現実的な目標でした。夏の大会では『甲子園、甲子園』と鼓舞することはなくても、歴代チームを含め、根底には『甲子園で校歌を歌う』という目標がある。選手たちも勉強と野球を両立しながら、本気で甲子園を狙うつもりで東筑に来ています」


















