年商50億円を挙げ、成功をつかんだ成り上がり女の心理を描く痛快小説「せどりの女王」高殿円著

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「せどりの女王」高殿円著

 夕映野遠火(ゆえの・とおか)は学歴なし、家なし、仕事なしの逆境から這い上がって、中古のブランド品を新品のように再生して販売する「せどり」で年商50億円を挙げ、成功をつかんだ。今では「50億の女」と呼ばれている。

 その遠火がインスタライブで「わたし、ずっと、殺したい奴がいる」と言い、自分を不幸にした奴らに仕返しをするために情報提供者に1件100万円支払うと宣言。小学3年のときの担任にいびられた話に情報が寄せられ、その教師のSNSアカウントが暴露される事態に。そして「50億の女から100万もらった」という書き込みが……。

 成り上がり女の心理を描く痛快小説。

(PHP研究所 2310円)

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