犬猫は体温調節が苦手、しかも夏バテは胃腸に出る…そんなときの対処法とは?
犬や猫は全身を毛が覆っているため、体温調節が苦手で夏バテしやすいといわれる。そんなときは腸の不調を招きやすいという。
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犬も猫も、汗腺は肉球周辺と鼻など体の一部にしかない。汗腺が皮膚に広がるヒトのように発汗で体温を下げることが難しく、暑い時季は熱中症に要注意だ。散歩が必要な犬はなおさらだろう。それで暑い時間帯の外出を避けて夕方、飼い主によっては深夜に出かけ、日中は犬も自宅で過ごすことが増える。「これなら万全」と思うかもしれないが、そうでもないという。
12歳の犬を飼う50代女性は、夫とのエアコンの設定温度の違いを指摘した上でこう言う。
「私はエアコンが好きではなく、自分の寝室ではなるべくエアコンを使わない、使っても弱めにして28度設定ですが、メタボ気味の夫はとにかく暑がりで自分の寝室兼仕事部屋をギンギンに冷やす。取り込んだ洗濯物のうち夫の分を部屋に持っていくと、寒くていられないので、設定温度は20度台前半のはず。家庭内の温度差に加え、自宅と屋外の温度差が大きいせいか、夏は愛犬の食欲が落ちて、便は緩くなるんです。最近は、好きだったスティック型のおやつもあまり食べなくなりました」
ヒトが温度差の大きいところを移動すると、体温調節が追いつかず、それを繰り返すうちに自律神経が乱れやすくなる。それも夏バテの原因の一つで、こうした不調は犬や猫にも当てはまるという。女性の愛犬もその影響が強いが、シニアといわれる年代になり、かかりつけの獣医師には食の好みの変化も指摘されたそうだ。
「ヒトと同様、犬もシニアになると、高カロリーのものを好まなくなることがあるようです。しかも、シニアの猫は便が硬くなりやすいのに対し、犬は軟便傾向らしく、これらと自律神経の不調が重なって、愛犬の便が下痢気味になっているのではないか。そう言われました」
下痢便が黄ばんでいたのは、脂質やタンパク質が多いフードのせいで、フードを低カロリーのものに替え、室温対策では扇風機の併用でエアコンの冷気が直接、当たらないようにしたという。

















