SMAPでは“仲本工事”的だった草彅剛が演技派俳優へ

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1997年「いいひと。」(フジテレビ系)

 1997年の春、1月クールの月9「バージンロード」の主題歌「CAN YOU CELEBRATE?」があちこちで流れていた。春なのに蒸れるのにミニスカブーツのアムラーたちの中には、4月から消費税が3%から5%になるのを「計算しやすいし、1円玉が減るし、いーかも」なんて歓迎する子もいたなあ……そんな4月、フジテレビの火曜夜10時の関西テレビ制作枠で始まったのが、草彅剛(当時22)の「いいひと。」。

 この枠の前クールは、篠ひろ子(同48)主演「彼」の“彼”として稲垣吾郎(同23)が出演していたから、SMAPファンにしてみれば月曜の「スマスマ」に続く至福の時間。篠ひろ子と沢口靖子(同31)という年上美女から迫られていた“ゴローちゃん”からバトンを受けた“つよぽん”がドラマ初主演で演じたのは、タイトル通りの善人すぎる善人だった。

 熱心なファンには失礼を承知で言うと、オジサン感覚ではメンバーの中では地味な存在。ドリフで言えば仲本工事的な位置づけだった草彅(漢字も難しいし、パソコンで一発変換できなかったし)の主演は、ゴリ押しに映った。

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