著者のコラム一覧
永井紗耶子

1977年、神奈川県出身。慶応義塾大学文学部卒。新聞記者、フリーライターを経て、2010年「絡繰り心中」で第11回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。21年、「商う狼-江戸商人 杉本茂十郎-」で第40回新田次郎文学賞を受賞。23年、「木挽町のあだ討ち」で第36回山本周五郎賞と第169回直木賞のダブル受賞を果たす。近著に「青青といく」「めぐる糸」など。

(21)氏親は武将というには優しげ

公開日: 更新日:
イラスト・遠藤拓人

 宗長が二十九の時、先の当主である今川義忠が亡くなった。

 その後、京に上った宗長は、禅寺の一休宗純の元で修行に励んでから、連歌師宗祇の弟子として各地を回り、旅から旅への日々を過ごしていた。

「なかなか駿府に居つかず、申し訳ございません。されど、御館様も、御達者そうで… 

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【連載】修羅にうたう

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