インターネットやAIで知識を学ぶ家族と在宅医療の新しい関係
90代女性の在宅医療を開始するにあたって、ケアマネさんからこんな申し送りがありました。
「同居している娘さんはとてもお母さん思いの方なんですが、リハビリを勧めると、『YouTubeで見て、私がやっているので大丈夫です』とか、『もう寝たきりなので、やっても変わらないです』と断られることが多くて……。ちょっとそこだけ心配ではあるので、先にお伝えしておきます」
おそらく、これまで在宅サービスを利用してこなかったのでしょう。いろいろと準備を整え、最初の訪問日を迎えました。
「今回は尿路感染症で入院されたんですよね」(私)
「はい。バルーンカテーテルはしばらくこのままです。素人目に見ても尿が濁っていますし」(娘さん)
「今、おしっこ以外でお困りのことはありますか」(私)
「特にないですね」(娘さん)
「分かりました。なるべく安定して過ごせるよう工夫していきましょう。ところで、お食事は召し上がりましたか」(私)


















