30代は女性のほうが狂暴 DV妻の特徴と対策を専門家が解説
「このハゲー」と男性秘書に暴言を吐いた上、仕事のミスをミュージカル調に罵った豊田真由子前代議士(43)のパワハラは常軌を逸していたが、男性にDVをはたらく女性は増えているらしい。
日本労働組合総連合会が昨年11月16日に発表した「ハラスメントと暴力に関する実態調査」によると、配偶者から暴力を受けたことがある人は31.6%。男女別では、女性が37.1%で男性が26.1%と被害者は女性が多いが、年齢で分けると、30代は男女比が逆転。男性被害者は、女性より2.7ポイント高い38.1%だ。
身体的暴力、心理的攻撃、経済的圧迫、性的強要とDVの種類を問わず、30代男性は女性より暴力を受ける割合が高い。そんな傾向を受けてか、23日放送の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)も、キレる妻を特集している。
「DV妻は、ヒステリータイプとは違います。パッと見は穏やかです」と言うのは、男女問題研究家の山崎世美子氏だ。
「豊田さんの地元支援者も『高圧的な態度は一切なかった』と口をそろえていました。そんなタイプが突然キレるのは、依存心や執着心が強い性格が災いするケースで、彼女の場合は国政や地元対策への執着心でしょう。そのうえ、潜在的に“これくらいやって当然”という意識が強いと、秘書などの仕事がそのレベルを下回っていると感じたときに“やって当然なのに”とキレるのです」