大きめサイズは老け見えに…ストレッチ素材でスッキリと
中高年にとって、大きめサイズの服をゆったりと着るほうが、体が動きやすくて快適だと思っていないだろうか。
実は、これが「老け見え」の原因だ。ぴったりと体に張り付くTシャツよりもふわりと羽織れるネルシャツ、MサイズのジャケットよりLサイズのジャケットを選んでしまう気持ちは分かるが、素材を見直すことで快適でおしゃれに服が着られるようになる。
コットンやウール、ナイロンなど一般的なシャツやアウターに使われる素材は、どれも伸縮性に乏しく、動いたときに各部が突っ張るように感じられるはずだ。
これが着心地の悪さの理由のひとつだ。たとえば綿素材のズボンははくときからして足入れがスムーズではなく、座るときに膝や腰が突っ張り、思わず「ヨッコラショ」と、声が出てしまうが、下着やセーターなど伸縮性のある素材を使った服ならラクに着ることができるように、レザーのライダーズなど硬くて重くて、今では「タンスの肥やし」になっているか断捨離してしまったような服も、伸縮する軽い素材なら若い頃のように着てみたいと思うのでは?