滝田誠一郎
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滝田誠一郎ノンフィクション作家

1955年東京都生まれ、青山学院大法学部卒。ヒューマン・ドキュメンタリー作品を数多く手がける一方で、ジャーナリストとして雇用・人事問題を取材。著書に「開高健名言辞典 漂えど沈ます」(小学館)、「消せるボールペン30年の開発物語」(小学館新書)、「IT起業家10人の10年」(講談社)などがある。

一般社団法人熱中学園代表理事 堀田一芙さん(3)ハチの群れの中で自然と一体になる至福の時間

公開日: 更新日:

日本ミツバチの飼育

 毎年、桜が散り終わる4月の中旬になると、日本ミツバチ養蜂家の堀田一芙さん(1947年生まれ)のワクワク、ドキドキが止まらなくなる。日本ミツバチの分蜂が始まるからだ。

 春、新しい女王バチが生まれたのに伴い、母親である元の女王バチが働きバチの約半数を引き連れて巣を飛び出し、新たな場所に巣を作る。これが分蜂だ。ミツバチの巣分かれである。

 4月中旬から5月いっぱいくらいまでと、7月半ばくらいから8月の頭くらいの2回の時季に分けて分蜂が起きる。巣分かれした群れが新たに用意した巣箱にすみ着いてくれれば、飼育する日本ミツバチがそのぶんだけ増えることになる。巣箱3つ(3群)で日本ミツバチを飼っていたとして、それぞれが分蜂して新たな巣箱に入れば、3群の日本ミツバチが6群に増える計算だ。

 もちろん、分蜂した群れが、用意した巣箱にすべて入るわけではない。自然豊かな地域では、そのままどこかへ飛んでいってしまうことのほうが多い。だからこそ分蜂が始まると、養蜂家たちはみなワクワク、ドキドキするのである。

「私のところは、仕掛けておいた巣箱に、ほぼ100%入る。日本ミツバチにとってはかわいそうなことなんだけど、巣を作る自然が周りにないので、私が仕掛けた巣箱に入らざるを得ないのです」

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