秋田県が「ふるさと納税」でクマ対策 担当者もビックリ1000万円スピード達成!
募集期間終了まで50日を残してのスピード達成となった。
今年、クマによる人身被害者数が66人(死者は4人)と最も多かった秋田県。自治体が特定の地域課題の解決のために資金を募る「ガバメントクラウドファンディング」を活用して「ふるさと納税」でクマ対策費を募集したところ、今月23日、目標の1000万円を超えた。
寄付を募るサイト「ふるさとチョイスGCF」によると、募集期間は11月14日~来年2月11日の90日間の予定だったが、40日目で達成。「秋田の安全安心を守る緊急支援」のため、寄付者は税額控除を受けることはできるが、返礼品はない。
目標金額を1000万円に設定した根拠と使い道は何なのか。県自然保護課の担当者に聞いた。
「クマの出没が県民の日常生活に支障をきたしているため、総合的な被害防止対策を講じなければなりません。通学路の見守り強化や周辺にあるヤブの刈り払いを行い、突発的な接触を防ぐ。その経費として1000万円を目標に掲げました。当県も財政上、厳しいことから、ガバメントクラウドファンディングを使って、ご支援をいただこうと考えました」

















