【スペシャル鼎談 箱根駅伝とはなにか】(前編)国内屈指のメガイベントをOB、作家、ライターが語る
2026年の1月2、3日に開催される「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」。今回で102回を数える伝統ある箱根駅伝は、1980年代に入るとテレビの平均視聴率が20%超えのキラーコンテンツとなり、常勝軍団となる青山学院大が初優勝を飾った15年の第91回大会以降は、30%超えを2回(19年の第95回、21年の第97回大会)記録するなど国内屈指の人気スポーツイベントとして定着した。ここ11年で8回の優勝を誇り、今大会で「2回目の3連覇」を虎視眈々と狙っている青学大が、優勝候補の最右翼というのが衆目の一致するところ。
そこで箱根駅伝に深く関わっている青学大OB3人が参集した──。第91回大会に山上りの「5区」を区間新記録で快走して初優勝の立役者となったM&Aベストパートナーズ(MABP)選手兼監督の神野大地氏(32)、小説家の堂場瞬一氏(62)、スポーツライターの佐藤俊氏(62)に箱根駅伝の魅力や青学大の強さなどを語ってもらった。(全2回の前編)


















