野菜高騰も安値キープ ジャガイモとタマネギが家計を救う

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 庶民の救世主だ――。猛暑の影響で野菜が高騰し、家計を直撃している。長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」は10日から、野菜高騰を理由にほぼ国内全店舗で13品目平均3.3%値上げした。外食産業の価格転嫁は、野菜高騰の長期化を思わせる。生活必需品である野菜の値上がりはホントに頭が痛い。

 農水省が発表した主要野菜14品目の卸売価格について、平年比で高い順に並べてみた(別表)。 ハクサイ、キャベツの2倍超をはじめ、10品目もが例年より2割以上高い水準だ。逆に、残りの4品目は猛暑にもかかわらず、平年並みか安値で踏ん張っている。ニンジン、サトイモ、タマネギ、バレイショ(ジャガイモ)――。どれも土の中で生育する野菜である。防空壕ではないが、地上が猛暑、豪雨に見舞われても、地中は“安心”ということなのか。農水省に聞いた。

「食べる部分が地中で育つからといって、暑さに強いわけではありません。地上の葉の部分がやられると地中部分もダメになりますから。今回の卸売価格の発表でも、地中で育つダイコンは、6月中旬以降の長雨、日照不足で生育が低下し、大幅に高く(57%高)なっています。一方、ニンジンは生育が回復傾向にあり、やや高(5%高)で済み、今後も、平年並みの価格で推移する見通しです。地上か地中かではなく、生育時の気象状況など環境で決まるのです」(生産局園芸作物課の担当者)

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