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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

IMFも警告…原油の需給アンバランスが続けば「世界不況」に突入する

公開日: 更新日:

 国際通貨基金(IMF)は4月14日、2026年の世界経済が3.1%成長になるとの予測を公表した。前回(1月時点)から0.2ポイントの下方修正である。

 27年も3.2%と低成長の公算である。IMFは原油高が続けば、成長率は世界不況の目安とされる2.0%まで鈍るとも警告した。

 トランプ米大統領は4月16日、ネバダ州ラスベガスで行われたイベントで支持者らに向かい、「私の最初の任期中、わが国史上最高の経済を築き上げた。そして今、さらに成長させている。イランというラブリーな国、ラブリーな場所への“ちょっとした気晴らし”にもかかわらずだ」と述べた。原油高は「ちょっとした気晴らし」により惹起した。

 株式投資において、株価に先高観があれば、手持ち保有株を売却せず、高値での利益確定売りが基本。また資本主義経済では、原材料価格の高騰により、小売価格に先高観があれば、流通業者は売り惜しみ、在庫を積み上げ、将来の高値で売却、より大きな売却益を得るのは、当たり前の経済原則である。

 4月5日、サウジアラビアはアジアの顧客向けに出荷する5月積みの主要原油グレードについて、中東産原油の指標価格に対するプレミアム(上乗せ価格)を過去最高水準に引き上げた。指標価格に対するプレミアムとしては過去最も高い。

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