12月10日以降に22社が新規上場「IPO祭り」で買うべき銘柄
株式市場は年末に向け盛り上がっている。「年内の日経平均2万5000円も視野に入ってきた」(株式評論家の倉多慎之助氏)との声も飛び出した。
好調相場を一段と加速させそうなのが、今月10日からスタートする「IPO(新規上場)祭り」だ。
10日は天気予報サイト「tenki.jp」を運営するALiNKインターネットと、金属製管継手などを製造販売するテクノフレックスが上場。この日から連日のようにIPOは続き、今月末までに22社が株式市場にお目見えする。
「今年は87社が新規上場の予定ですが、12月は2日に名証セントレックスに上場した名南M&Aを含め23社に上ります。相場全体が活気づいているだけにIPOも期待が持てるでしょう」(市場関係者)
10月29日にマザーズへ上場した人材紹介サービスのジェイックの初値は公開価格(4750円)の約2.2倍(1万320円)をつけた。3月上場の医療情報プラットフォームサービスのウェルビーの初値は何と公開価格(5200円)の約3.5倍(1万8030円)だった。