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2歳児遺棄は氷山の一角 シッター業界は“無法地帯”

 埼玉県富士見市のマンションで2歳の山田龍琥(りく)ちゃんの遺体が見つかった事件は、政治がてんで機能していない結果の悲劇だ。
 安倍政権は「少子化対策」とリキんで、保育所の「ハコ」をつくることにシャカリキだが、現実との乖離(かいり)は著しい。働く母親が子供を産んでも、手頃な価格で預けられるところがないのである。だから、こうした悲劇が起こる。

 逮捕された自称ベビーシッターの物袋(もって)勇治容疑者(26)は、料金をめぐって別の母親とトラブルを起こした過去がある。預かっていた別の男児がやけどで病院に搬送されたこともあった。問題だらけのヤバい男だ。

 ベビーシッターは保育士のような国家資格がなく、法規制の対象外のため、物袋みたいな危ないヤツがゴロゴロいる。こうしたベビーシッターと利用者をつなぐ怪しい“マッチングサイト”もいくつもある。需要があるからだ。つまり事件は起こるべくして起こったのだが、田村厚労相は18日、「(サイトが)どんな仕組みなのか調査、分析してから、どうすべきか考えたい」とか言っていた。事件が起きてから「考える」とは呆れてしまう。

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